はじめまして。現在三十七歳　三人の子供の母です。記憶にある限り五歳くらいから汚いものが怖くて大学時代に〔不潔〕強迫神経症と診断されています。大学時代に二年間休学して半年は入院していました。現在は何とか生活していますが、子供や主人を症状に巻き込んでおり　もう少し改善したいと思っています。
　当初不潔と思っていたものは排泄物です。公衆トイレの近くを通れず、通ってしまったときは触ったのではないかと手洗い　シャワー　洗濯。その他本に書かれてあるようなことはすべて経験しています。
ですが現在はデパートのトイレなど使えるまでになっています。今は仕事場に何か汚いものを持ち込んでしまい仕事の度に手洗い　自営業のため子供が仕事場に来ればその度に全員シャワー浴びさせています。その何か汚いものがなんだか思い出せないのです。
排泄物以上に不潔なものって何かあるのでしょうか。お医者さんに聞いても「人それぞれだし黴菌や、化学物質や・・・」主人に聞いても同じような答えです。それ以外の汚れもありそうなのです。
　私としては　地球上で一番汚いものがわかれば、それを暴露反応妨害の対象にして　今より少しづつよくなりたいのです。一番汚いものがいくつかあるならそれを対称にするので明確に何が汚いのか知りたいのです。
インターネットや辞書では調べてみましたがいまいちあいまいで納得できません。
　突然書き込んで突然の質問なのですが、よろしくお願いします。

はじめまして。

不潔強迫の症状が、ある程度改善した部分もあれば、そうでない部分もあるようですね。

>私としては　地球上で一番汚いものがわかれば、それを暴露反応妨害の対象にして　今より少しづつよくなりたいのです。
>一番汚いものがいくつかあるならそれを対称にするので明確に何が汚いのか知りたいのです。

「汚い」というのは主観で判断されるものです。
例えば、「美しい」では、人によって一番美しいものは異なるのと似ています。

それとは逆に、長さ、重さのように物理的に測れるものなら、主観ではなく、客観的に一番を決められます。

強迫性障害の人でも、排泄物が一番嫌な人もいれば、お父さんに関するものが一番汚れていると感じる人もいます。
そのため、不潔強迫の曝露反応妨害では、その人の強迫観念となっている主観で嫌なものに焦点を当てて、治療目標を考えます。
さんははさんの思考が、日常生活の中で一番汚いとみなすものであれば、地球上で一番にこだわる必要はないのではないでしょうか？

ただ、今より良くなりたいという気持ちはいいですね。

返信いただいてありがとうございます。

以前は排泄物が一番汚いと思っていたのですが、デパートのトイレも使えるようになった今、でも仕事場すべては何かで汚されている。その何かが排泄物だったなら今は我慢できるはず。でもそれ以上に汚いものが存在して〔その汚いものがちょっとでも付いていてはまずいものだったら〕それで汚していたら我慢できないと考えるとなんだか忘れてしまった汚れに完全に対応をしないではいられません。
完全な対応といっても　手洗いやシャワーの回数が多く洗濯が増え生乾き状態となると　実際は汚いように思います。あくまでも決まった儀式のために行っているだけで、本当の清潔ではないと感じてはいます。子供や主人のためにも、また自分が掃除などに疲れて、たまにもうすべてやめてしまえば楽になるのにと思いますが、覚悟ができません。この地球上にちょっと付いていてもまずいような汚れはなしと確信すればその覚悟ができるのではないかと思っているのです。
我慢できそうなものから挑戦するといっても　私の頭の中では少しでも付いてしまうと完全に汚れたのと同じなので　一番汚いものに挑戦するのと同じ感じがします。なのでその確信がないと挑戦したが最後どうにもできないくらい汚れてしまうかもしれないと怖いのです。
かといって確信を得ても　すぐ普通の人と同じく生活できるともおもえません。少しづつ我慢して慣れていかなくては無理だろうなと思います。
この確信を得たいという気持ちも症状なのかもしれませんがここ数年この状況から抜け出せず、子供も大きくなるにつれ　思い通りには動いてくれないし、何といっても子供の精神衛生上よくないなあと思うと　改善しなくてはとおもいます。
補足の微小な物質はどこにでもある　確立と無視できるほど小さいはとても参考になり　かなり胸がすっとしました。
今までで一番納得できる内容だったのです。
それでここに書き込んでみようと思いました。

この世界に存在するものは〔すべて、どんな汚いものも原子からできており〕、少しくらいついていたからといってまずいものはないと考えていいでしょうか。〔このとき映画でみるような恐ろしい病原菌は別ですが、それは強迫神経症の儀式などで排除するできるようなものでなく、また現在の日本で存在するものではない。〕

いただいた返信に反論というつもりではないのですが、もう少し聞いてほしくて長々とかいてしまいました。　

メッセージを書いていただき、より状況が伝わりました。

>以前は排泄物が一番汚いと思っていたのですが、デパートのトイレも使えるようになった今、でも仕事場すべては何かで汚されている。

トイレを使えるようになるまでにも、努力された面はあったのだろうと思います。

ただ、おそらく現在でも、他の面では、かなり強迫行為をしていて、不潔に関しても、我慢によって、どこか不潔への強迫観念を打ち消すような考え方による強迫行為をしてしまっているのではと推測します。
そうすると、前回のレスに書いたように、強迫観念は頭の中の産物であるため、排泄物を克服したつもりが、さらに得体のしれないものが恐怖の対象となるというように、感覚と想像で、きりがなく広がってしまいます。
そのため、強迫観念による恐怖から逃げたり、それをうち消したり、他の代りのもので中和したりしないようにします。

>一番汚いものに挑戦するのと同じ感じがします。なのでその確信がないと挑戦したが最後どうにもできないくらい汚れてしまうかもしれないと怖いのです。

強迫性障害の人は、確信が得られないのが、症状の特性です。
多くの人は、確信が得られないから、何度も、過剰にしてしまうのです。
そのため、行動療法では、確信を得ることをあきらめて、行動から変えていきます。

認知行動療法への理解が不十分な点が見られるので、専門家に指導を受けてはいかがでしょう。

お忙しい中　どうもありがとうございます。
確かに入院したとき　治療ということで　落ちたものを拾ったり　公衆トイレに近づいたりしましたが　「先生がやれというには　大丈夫だからいってるんだ」という思考で汚さを打ち消していて　ほとんどいやではなかったです。退院後　また一人で生活できるようになったためその考え方をつづけながら今までずっと来ています。使える限りの時間を使って脅迫行為をして、使えない部分は　考え方で周りの人に迷惑をかけながらやりくりしています。
入院前後は本などで勉強もしましたが　最近は読んでおらず認知行動療法については名前くらいしか知りません。
少し自分でも勉強してみます。

専門家の方は近くにはいらっしゃらない土地ですのですぐには相談にはいけないと思いますが、チャンスがあればぜひ相談に行きたいと思います。

どうもありがとうございました。

あさイチですが　うちではテレビがうつらず見れませんでしたが、家族に録画してもらいました。
そのうち見させていただきます。

こんにちは。横からすいません。

＞我慢によって、どこか不潔への強迫観念を打ち消すような考え方による強迫行為をしてしまっているのではと推測します。
そうすると、前回のレスに書いたように、強迫観念は頭の中の産物であるため、排泄物を克服したつもりが、さらに得体のしれないものが恐怖の対象となるというように、感覚と想像で、きりがなく広がってしまいます。
そのため、強迫観念による恐怖から逃げたり、それをうち消したり、他の代りのもので中和したりしないようにします。

私は今まで、確信が持てない気持ちにけりを付けるために、頭の中で、計らいごと・中和・転化をしてきたように思います。自分に「大丈夫だ」と言い聞かせることをしていましたが、私の場合、これは単なる我慢をするための転化であると思います。
このせいで、起こるすべてのことに「大丈夫だ」という確信を持ちたいために理由を作り出して気持ちを治めている感じがありますので、良くないですね。
改めて行きます。
勉強になりました。

こんにちは

Ariさん
前回は題名書かずに送信してしまいました。
いつもミスしてごめんなさい。

るこさん
返信ありがとうございます。
私は脅迫行為ができない部分を、考え方でなんなんとかしてるんです。
そう考えると、入院前と後で全然治ってないのかも知れません。
でも考え方で以前はやれなかったことをしてるんだから何とか吹っ切れないものかなあと思っています。

こんにちは。

前できなかったことが、今できるのは進歩ですね。
でも、考え方でカバーしては、進歩とは言えないのでしょうか？？？
私も同じで、ひどい確認はしなくなりましたが、考えでカバーしてるからこそです。
考え自体が強迫行為と言われればそうですが。
計らい事なしでも、なんの考えもしないままに、スルーできるのが、私の真の改善だと思います。