強迫性障害の案内板の掲示板2号
交流、相談などに。。。 <注意>アダルト、出会い系サイトの宣伝、誹謗中傷などの書き込みは、禁止!
ホームページへ戻る
こんにちは。自分は、強迫性障害になったのは、20年以上前からだと思います。細かい症状(生活に支障のないレベル)を合わせると、子供の頃からなので、40年以上です。大人になり症状が悪化したのは仕事関係がうまくいかなくなり始めてからでした。最初は、確認強迫と縁起強迫、そしてごく軽い不潔強迫でした。当時、確認が特に酷くて、家の鍵とガス栓を合わせて3回ほど壊しました。だからいつも待ち合わせに遅刻「遅刻魔の○○」と言われていました。その頃は「なんか変だなぁ…」とは思っていましたが、それが病気だとは知りませんでした。(自分の変な癖だと思っていた)そしてインターネットが出来るようになり、その頃にはうつも併発していたので、病気のことを検索していたら、確認や縁起の行動が、強迫性障害=OCDという病気だと初めて知りました。ただ、通い始めた近所のクリニックは薬物療法しか出来ないので、一向に良くなりません。そして、さらにインターネットで検索すると「森田療法」というのがヒットしたので、1年ほど勉強したところ、確認と縁起は徐々に薄らいで行きました。ところが、時代が変貌するにつれ仕事のストレスが激しくなったとき、あるきっかけから、突然、不潔強迫が大爆発しました。それは恐ろしい勢いで、生活が完全に立ち行かなくなり、仕事も辞めてしまいました。細かな、症状を書くと大変なことになるので書きませんが、「Y−BOCS」という、OCDのレベルを計る診断表では、重症と判定。ただ、暴露反応妨害法は知ってはいましたが、「怖い治療」という間違った噂があり、受ける気になりませんでした。森田療法も不潔強迫には効かず、5年ぐらい、ほとんど引きこもり生活でした。トイレにも裸で入り、真冬でもシャワーを浴びないと気がすまないので、とてと辛く、その度に焼酎などのお酒を飲んでいたら、次第にお酒が止まらなくなり、アルコール依存症にまでなってしまいました。アルコール依存症は不治の病で、死ぬまで治りません。そして酒を飲み続けると数年で死亡するという恐ろしい病です。現代でも治療法が一切無く、医者に言っても治りません。で、いろいろと調べた結果、断酒する自助グループにつながり、なんとか命拾いしました。そして、お酒が身体から抜け、スッキリしたところで、自助グループの底力を知り、OCDお話会にも参加するようになりました。そして、同じ不潔強迫だった参加者で、暴露反応妨害を受け、完治されたという方に始めて出会いました。これは自分にとってものすごい衝撃でした。そして会に3回ほど出席して、なじんで来た時「よし自分も暴露反応妨害を受けて、OCDを退治してやろう!」という気持ちになれ、先月から専門のクリニックに転院。暴露反応妨害治療を受け始めました。治療開始して4日目、中々うまく進まなく辛かったとき、タイミングよくOCDお話会が開かれたので、参加、主催者の方をはじめ完治された方に「その頃がいた番辛いとき、そこを乗り越えるとめちゃめちゃ楽になるよ」との励ましを受け、とても勇気が沸き、そしてその日が自分にとって転機の1日となりました。帰宅してから、手も洗わず外着のまま、一番の聖域であるベッドにターイブ!「うひゃー!!!」、気持ち悪いやら良いやら複雑な気分となり、一人で大爆笑(笑)そして、寝る前に大便をして(お食事中の方失礼・笑)、そのままベッドに。ぞわぞわざわざわして眠れない…。でもそれが契機となり、翌日からはガシガシ苦手なものに挑戦してクリア。クリニックでの報告では、医師に「たった1週間でここまで出来たの!?」と驚かれました。それもまた快感です。(*~~*)暴露反応妨害を始めて、現在で約2週間経ちますが、お話会で言われた通り、すんごい楽になってきました。自分は勇気をくれた「OCDお話会」にとても感謝するとともに、これからOCDで苦しんでいる仲間の為にも、完治した姿を見せられればいいなと思っています。長々とすみませんでした。m(_ _)mただし、最後に付け加えておきたいのは、暴露反応妨害は、思い立ったらできるという、投薬のような簡単な治療法ではありません。まだ、躊躇されている方は、まずは専門家との相談や判断などを受け。「本当にやり気はあるのか」、「人生を変えるためならなんでもする!!」という気になってから開始してください。中途半端な気持ちで始めると失敗することもあるそうです。そうすると、よけいに悪化したりする場合もあるので、それだけは心にとどめておいて下さい。皆様の幸運を祈ります。
けいと申します。チャーリーさんに質問なのですが曝露反応妨害治療は薬物療法もやりながらですか?
けいさん、初めまして。レスありがとうございます。m(_ _)mお答えしますと、薬物療法(SSRI)の投与はしていません。曝露反応妨害治療のみで治療しています。自分は、双極性障害U型なため、医師に抗うつ薬と投与はできないと言われました。ちなみに、曝露反応妨害は(人にもよるとは思いますが)、それだけでも十分な効果が期待できる治療法だと思います。ちなみに自分は、今、外から帰宅し手を洗わずに、鼻水をかんで、そのままの手でキーボードを叩いています。(笑)治療を受ける前はとても考えられなかったことです。