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(87) 試験、教師、そして勉強 = 投稿者:P MAIL URL
「超」勉強法などの著書で知られる野口悠紀夫教授が、「数学に凝る」というタイトルでエッセイを書かれていました。以下に、私が注目したい論点を示します。
1 多くの人が嫌いなのは、数学ではなく「学校での数学」である。その理由は「試験の存在」と「数学教師への不快な思い出」である。
2 試験問題を解くためには専門の数学者が長い時間をかけて編み出した解法を暗記していなくてはならない。数学の試験においては、創造性など必要なく、むしろ邪魔なものだ。
3 趣味として数学を勉強するには、まとまった時間が確保されなくてはならない。
4 人生経験の浅い人にとって、数学が格別魅力あるものと映らなくのは当然で、ある程度の年齢に達しないと無理ではないか。
これは国語にも当てはまる面があると思います。

1’どの科目でも試験、とりわけ入試のために勉強することが面白いという人はあまりいないでしょう。塾などでひたすらいい点を取るためだけに勉強することで、国語の面白さを知らぬまま大切な時期を過ごすということは大変な損失に思われます。そして教師です。「読解」ということに限って言えば、私は、国語の教師には「いわゆる文学作品を通して、子供の心を豊かにする(抽象的な言い方ですみません)」「評論などを通して、子供に世の中の現象の本質を見る目を養わせる」という(少なくとも)二つの役割があると思っていますが、特に塾の教師がこの役割を果たしているとは思えません。もっとも、それは期待されていないのかもしれませんが、私はそういう存在でありたいと思っています(実際にそうなっているかは別として)。
2’学校の定期テストに言えることですが、授業中の先生の板書やワークの答えを丸暗記していけば、相当の点数がとれます。自分がそうでした。今でも、塾の生徒にはそのように言ってます。
3’と4’ 国語に限らず、勉強することの楽しさが分かるには時間が必要です。そして本人の成長も必要です。今の私は読書も文章を書くのも好きですが、高校生の頃はそれらが大嫌いでした。
先に生きる者は、子供に対して時間をかけて、勉強の楽しさを身につけさせていくことが必要です。いい素材を与えることと、集中力を身につけさせることと、二重の意味で、です。
そして人間それぞれ成長のスピードがあるのだから、それに応じた勉強をさせてあげるべきでしょう。適切な素材・教材は本来一人一人違うものなのです。
最後に、私の経験からいって、試験から解放されて初めて勉強の楽しさが分かるようです。なんたる皮肉でしょうね。今だったら、どんな難しい大学でも通りそうな気がします。
以上、長くなって申し訳ありません。
2001年12月17日 (月) 00時46分



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