「論理に強い子どもを育てる」、「国語のできる子どもを育てる」の感想をお書き下さい。
国語でお困りのことやご質問がありましたら、お気軽にどうぞ。できる限りお答えするつもりです。
ただし、不適切な書き込みに関しては、削除させていただく場合もございますので、ご了承下さい。
*書き込みは下のフォームから、レスは題名横のナンバーをクリックして書き込んで下さい*
ホームページへ戻る
旧BBSへ(書き込みは出来ません)
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。 |
(394) 意見広告----------------ひとつの思想・ふたつのノウハウ |
=
投稿者:工藤順一
MAIL
URL
|
この教室を現実に立ち上げた背後にひとつの思想があります。それは、日本村とでもいってよいような集団志向に対して個人とか個性を本音で認めようという簡単な思想です。言い換えるなら、集団とか組織とか、システムの維持のために個人があるのではなく、個人のために集団や組織やシステムがあるだろうという考え方です。
言葉で言ってしまうととても簡単なことなのですが、私も含めて日本人はつくづくとこのことが分かっていないことに気づかされることが多いのです。個性尊重のかけ声をかける学校でなお増え続けるいじめ・不登校はそれを示してあまりあるでしょう。 また、一見するとそれとは逆の競争を促進している進学塾でのテストによる序列化は既存のシステムの維持に貢献するのみで個人も個性も関係ありません。
以上のことから次のような具体的な方策が出てきます。つまり、この教室が進学塾とは違うのは、次の二つの機能とノウハウを持っているところです。
1、書けない、読めないという小学校中学年以上の生徒を書ける・読めるというところまであっという間に持っていきます。通常の進学塾にはそのようなノウハウはありません。あくまでも読み書きができることが前提とされています。しかし、小学3、4年生で普通の生徒の場合、その前提は期待できません。 この教室では、その子が何年生であれ、その子の現在できることからスタートします。それをたっぷりとあきるくらいしなければその次のジャンプというものはあり得ないからです。 ほとんどの進学塾のテキストに目を通しましたが、予習シリーズに代表されるようにほとんど同じようなものです。読み書き自体を向上させるための、これはというようなノウハウは、進学塾関係ではいままで見たことも聞いたこともありません。この教室には、講談社の二冊の本で誰にもお分かりになるようなかたちで示しましたが、どんな国語教室とも異なるあっと驚くようなそのノウハウがあります。
2、猫も杓子も進学塾という時代に、どんな進学塾の生徒であれ、第一志望の御三家に関しては確率的に3人にひとりしか合格はありえません。なぜなら、同じノウハウと同じテキストでしかも、同じ教師が教えていて3倍の競争率のわけですから。猫も杓子もということはそういうことです。受験の有無に関係なく、この先の人生で競争に勝ち残るためには、つまり人よりも優れるためには、その同じレベルでの競争の域を脱出することが必要ということなのです。それは発想の転換をするということでもあります。他の二人とは明らかに違う発想をしなければならないのです。 進学塾とは、まったく違う仕方で、より深くより明確に読んでいく論理的な方法論を駆使して読解というものを行っていきます。『論理に強い子どもを育てる』に示しました。
この教室は、勉強のできる子どもというよりも、深く思索する子どもを育て支援します。
|
= |
2003年05月13日 (火) 16時29分 |
|
=