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(116) 野に集まれ |
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投稿者:工藤順一
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南さん。少しきついことを書きすぎたようで反省しています。しかし、経営破綻するくらいなら、はじめから経営なんてしない方がいいという考えは変わりません。そして、その結果はへたに経営などするよりずっと経営的には成果が上がっているという逆説的な事態なのです。
さて、大人の為の推薦本にも紹介した、桑子敏雄さんの「新しい哲学の冒険」の下が出ていま読んでいるのですが、その第16回に「野に集まれ」というタイトルで中国の易の思想を紹介し、次のようなことが書かれています。 まず『易』が教えるのは、人と人が志を結ぶには、「野に集まる」ということである。ここで人が集まるというのは、時代の転換に当たって、行き詰まった世の中を打開するためであり、私欲を充足するためではない。 ひとは自分の利益を求めるために、野に集まることはない。野には、何も得るものがないからである。私情のない人々は、野にあって自分の身分や財産・地位といったものを示さない。野は、そのようなものを誇示しあう場ではない。ひとはただ大きな志をもって集まる。それだけが野に集まるときに価値をもつ。そこに集まった人々はかならず前身し、大きな危険をも克服することができるとされる。かれらは外には剛健さをもち、内には聡明さと柔軟さをもっている。-------
理想には遠いかもしれませんが、私たちはこのような集団であろうと努力するつもりでいます。
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2002年01月10日 (木) 10時24分 |
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