私が気を悪くしたかって？　何をおっしゃいます。どうぞお気になさらずに。
それぐらいのことでへこむようなやつだったら最初からここには来てないし、
この歳まで生きることもなかったでしょう。
ちなみに私は、政治家や弁護士に対して使う「先生」という言葉のいやらしい響きを
知ってからというもの、すっかり嫌いになってしまいました。

工藤さんは、今私たちがいるこの世界以外のところに存在するものを見たり、聞いたり、
感じたりしたことはありますか？
私が中２か中3のとき、夜布団の中でぼーっとしていると、かなり年のいったじいちゃん
（白くて長いひげを生やし、手には杖を持っていて仙人のような感じ。もちろん私とは初対面）
が出てきて、「おまえはこれからもずっと子どものままで、子どもの代表として
大人の世界で生きていきなさい」と言われました。
「そうか、子供のことをわかってない大人が多すぎるから、これから私がそれを
直していって子どもの意見が尊重される社会を作らなきゃいけないんだな」と思った私は
すぐさま納得し、以後ずっとそのように生きています。
（あと、大人になりたくない願望が人一倍強かったことも事実です）
でも、なぜか今までそれに気づいた人は一人もいません。
誰かそのうち気づくかなと思ってたけど全くその気配がないので、ついに
自ら正体をばらしてしまいました。（本邦初公開！）
ただ、これは予想以上にしんどい。何で皆あんなせまい世界に閉じこもっていられるの？
この世界はこんなに広いのに、それを感じながら生きている人があまりにも少なすぎる。
大人の世界は、未だ発展途上の私にとって、わからないことだらけです。

もうひとつ、この件に関して忘れられない出来事があるのですが、
それはまた次回にまわすことにします。
それでは、よい週末を。