みなさん、出そろいましたね。
昨日、例の芥川の『三つの寶』を四年生の子どもが熟読していました。もちろん、あれは子ども向けの本ですから、分かって読んでいるのです。
子どもたちはそれなりに自分たちで読みたい本を切り開いていくでしょうが、私達大人がこだわって読ませたい本があるはずです。
それは文部省とか、教科書会社の人々などな頼らなくても町の本屋さんで売ってますから、それを買えば済むことです。

生徒がそれを持っていって読んで「面白かったよ、先生」といってくれるのが私のはげみにもなつています。そうやって読書に目覚めさせていく。その時、受験だとか試験だというのが大きな障害になるんですね。