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(779) 中田英寿 |
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投稿者:工藤順一
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学校の教科書というものを離れて、日常生活や現実を見てみると、そこには美しい花が咲いていたり、心をゆらがしたりすることがたくさんある。そして、さまざまな言葉はそこからこそ生まれてくる。
中田英寿選手が衝撃的に引退を表明した。今日は、彼がホームページに載せた引退表明をコピーして、サッカー好きの生徒に読ませて感想を書かせてみた。
彼等はまったくためらうことなくすらすらと書き出し、読むにたえる感想文をすぐさま書いてくれた。 *************************************** 「ぼくが今までみた試合の中で、一番目立っていた中田選手。この間までずっと尊敬していた選手なのに、いま引退と聞いて、ぼくはとてもびっくりした。はじめてこの記事を読んだ時、ぼくは悲しくなり、どうして引退してしまうのだろうと深く考えてしまった。しかし、どうしても分からなかった。あんなに小さい頃から応援していたのにと思いながら、どんどん悲しくなっていく。 二十年前の中田選手はまだ点を取ることだけを考えていたが、今では、一体何を伝えることができるのだろうかとチームのことを考えてサッカーをしていた。そして、彼は表明の最後に「ありがとう」と書いていた。ぼくはその言葉に、「いままでおつかれさまでした」と感謝の気持ちを返したいと思った。 小六男子
教科書を離れてみようよ。 もしも、私が中学入試の国語の出題をするなら、この文章を使いたいと強く思った。
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2006年07月04日 (火) 19時46分 |
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