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(726) この本を未来に生きる子どもたちにささげます。 |
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投稿者:工藤順一
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そのように序文に付けた五冊目の本=『子どもの考える力を伸ばす国語練習帳』PHPができ、ようやく店頭にも並び、教室でも高学年からおそるおそる教材として使い始めています。
子どもたちの感想は「頭に汗をかいた」とか、「楽しい」。 確信はしていたが、一応、ほっとしました。
そう。「考える」ということは楽しいことなのです。 子どもによって解答がまるで違う。かといって何でもいいわけではない。ある条件をクリアしていなければ解答にはならない。個性派は大歓迎。そのような問題群で構成してみました。複数で学習するときには、いかに他者の出す解答が自分のそれとは異なっているかを学ばせたいです。そして、それもまた、尊重すべき正解の一つであるということです。 「違う」ということを楽しむべきなのです。
先生だけが知っている唯一の正解とか、やり方を暗記することだけが学習なのではありません。頭のいい子ほど、そんな学習をいやがりますよね。
『作文が書ける』もそうでしたが、正解というものの幅広い、このような問題群を楽しめて自分なりにデザインできる知性が、たとえば、考える問題を出題するらしい受験でも、ものをいうのです。
この教室は、内的動機付け理論にもとづいて、「学ぶ」ということを「学ぶ」教室でありましたが、それに、強力なラインナップが加わったのです。それが「考える」ことを「学ぶ」ということです。
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2005年06月02日 (木) 23時05分 |
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