4年生のときに進学塾でデジタルな知識として学んだ理科・社会は、6年生になると確実に忘れてしまっています。

この時期の理科・社会は、センス・オブ・ワンダー=理科の力と見聞を広める=社会の体験学習にこそ力点が置かれるべきでしょう。

ですから、4年生では算数・国語に特化して学習すればいいのです。とりわけ、この時期には言葉の力が伸びます。そしてそれがものをいいます。理科・社会もまた言葉でできていますから。

ここに、いま、新五年生がふたり並んでいます。ひとりは入室したばかりで、仕方がありませんが、まだコボちゃんすらままなりません。もうひとりは入室して一年たつ生徒。もう「小さな町」のまとめに入っているのです。この言語能力の差は本当に大きい。早生まれとか遅生まれを越えてしまっています。