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(701) 問題? |
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投稿者:工藤順一
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入学試験とか、学校で行うテストには制限時間というものがあり、1時間とか2時間ない にその問題を解かなければなりません。そして、それができたとかできないとかでその人の能力が測られてしまいます。
でも、たったそれくらいの時間で解けるような問題というのは、本当は問題という言葉を使うのも変なくらいなのです。すでに解答があるのですからね。この時間で測ることのできる能力は実はその解答をどれだけ記憶しているかという能力でしかないのです。
本当の問題には解答なんかありません。だから問題という言葉を使うのです。多くの大人たちは、その本物の問題に全身全霊をかけて、何ヶ月も、何年も、場合によっては何十年もかけてねばり強く取り組んでいるのです。考える力の強さだけではだめなのです。思いの強さがなければそのようなことはできません。
この世の中は、あらゆるジャンルでそのような本物の問題に取り組む有名、無名の人たちがいて、いま、たとえ1ミリであれ前に向かって進んでいます。
すでに人が解いた問題の解答をどれだけ記憶しているかは、優秀さの基準とはほど遠いものがあるにもかかわらず、そこを誤解してしまっいる子どもたち教師たちがなんと多いことでしょうか。憂います。
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2005年01月28日 (金) 11時45分 |
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