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(63) 添削=産婆術 |
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投稿者:工藤順一
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ひとりひとりとの対話による添削作業を通して私たちは一体何をしているのだろうか。添削とはそもそも何なのだろうか。私はそれを次のように考えています。小3年ごろから黙読がはじまるように、書き言葉の習得がはじまっていきます。書き言葉とは、お友達とか肉親に対する言葉ではなく、第三者に向けられた言葉で、状況を共有しなくても分かる公共的な言葉づかいです。
それはほとんどの国語の教師が無自覚なのですが、大変なことなのです。
子どもたちは、ここで新しい公共的な自分を発見していきます。それは、世界や他者ときちんとコミュニケーションをとる自分でもあります。
添削とはそれを支援し援助しはげますことです。 対話ということがそこでは欠かせません。あるいは、ソクラテスの産婆術が。
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2001年11月27日 (火) 12時33分 |
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