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(691) OECD国際学習到達度調査 |
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投稿者:工藤順一
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今回のOECD調査の学力テストで読解力の低下がみられたのをうけて、中山文科相は、「歯止めをかけるために全国学力テストをやって、競い合う教育をしないといけない」と話したそうである。---朝日12.5日朝刊2面より---
違うんだってば!!!!!中山さん。
この人たち本当に何も分かっていない。国語の読解能力ぐらい「競い合う」ことや「テストする」ことからかけ離れているものもないだろう。そのことへの想像力がまったく欠けている。文章を読み、深く考えていくことに、「競い合う」ことはまったく関係ない。「テスト」となると当然、解答と制限時間が関係してくるだろう。競うためには点数が必要だ。解答も時間も読解力には何も関係ないでしょうに。一体そのような種類の「考える」ことにだれがどんな基準で点数をつけるのだろうか。
すこしでもいいからフィンランドを含む北欧の教育を参考にする方がいい。これらの国では「教える」という言葉は禁じられ、「一クラス25人全員が違う答えを言ったときが最高だ」という教育がなされ、テキストには「学校には答えを教える権利はない。学ぶ権利を支援するところが学校である」と書かれているそうである。---大前研一「考える技術」より168P
私たちの教室------違う答えがほめられ、教師は教えないことを旨としている。-------をぜひ見学しにきてくださいよ。中山さん。
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2004年12月08日 (水) 11時11分 |
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