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(669) 読書 |
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投稿者:工藤順一
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あるスパルタの進学塾をやめて4月に入塾した6年生がいる。その子はこの三四ヶ月でまるで飢えた子のように60〜70冊の本をむさぼり読んだとお母さんから報告をいただいた。
ときどきそのような子がいる。この時期は丁度そのような読書をして精神的にぐっと成長するし、したい年頃でもあるのだ。
この子にとってこの読書はいわゆる受験学力とどう関係するのだろうか。 答えは明白である。全く何も関係しないだろう。受験学力なんてその程度のものでしかない。
ところが、この子にとって、この読書は生涯忘れられないものになるであろう。それは少なくとも文部科学省がやっきになっている学力などとはほど遠いものである。
受験のためにとか読解力向上のために読書をしている馬鹿ものどもがいる。信じられない。何とかが何々中学で出たからという理由らしい。
確かに読書をしていると読むスピードが速くなるのは事実である。だが、少しでもものを考えることのできる人間ならすぐ判断できるだろう。私たちは、その逆のこと、つまり、読書のスピードを速くするために読書をしているわけではないのである。
この生徒はおそらくある御三家を受験をするだろう。この子はあとは、国語であれば書くことを学べばいいだけである。-------たっぷりと時間のある夏ぐらい読書三昧してもいいんだよ。(笑)
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2004年07月23日 (金) 22時48分 |
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