moning gloryさん、申し訳ありませんでした。お薦め本の中身がどこかインターネットの闇の中に消えてしまいましたね。だれかのいたずらによるものなのか、こちらの不手際によるものなのかそれすら分かりません。でも、また再構築しますよ。

塾というところは雑用の山です。連休中は、久しぶりにそれから解放されて、本の森に迷い込んでしまうような生活をしています。本というのは、一冊ではなく、複数の異質な本を同時に読んでいくときに、面白さが増幅されていくものです。たとえば、松井孝典(=アストロ・バイオロジー)、アラン・ワッツ、ジャック・デリダの解説書・川上弘美などを同時進行させています。なんというはちゃめちゃな組み合わせでしょう。ところが、それが頭の中で対話をはじめるのです。

松井さんの科学ととアラン・ワッツのヒンズー教が対話するととても面白いことになるし、デリダの女性認識と川上さんのたとえば、『物語のはじまり』の三郎が対話するとこれはとんでもないことになつていく。---私たちは知るために生まれてきたのですね。