「論理に強い子どもを育てる」、「国語のできる子どもを育てる」の感想をお書き下さい。
国語でお困りのことやご質問がありましたら、お気軽にどうぞ。できる限りお答えするつもりです。
ただし、不適切な書き込みに関しては、削除させていただく場合もございますので、ご了承下さい。
*書き込みは下のフォームから、レスは題名横のナンバーをクリックして書き込んで下さい*
ホームページへ戻る
旧BBSへ(書き込みは出来ません)
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。 |
(653) 大村はま研究会報告 |
=
投稿者:工藤順一
MAIL
URL
|
これまで、折りに触れて、私のしていることは大村はまさんの実践と似ていると言われつづけてきました。それは小学校教師のの岩瀬さんによっても具体的に報告されましたが、私自身は、大村はまさんの全集を手に入れたばかりでした。そして、まことに僭越極まりないと思うのですが、いろいろとひっくり返してみると確かにあまりの類似点に驚きを隠せません。
大村はまの「手引き」ということに話が集中しました。なるほど、あらゆる教材には手引きが必要です。手引きなしで教えることなどできるものではありません。 具体的な例を言うと、『作文が書ける』という著作は、「手引き」のかたまりでした。
これまで私は、あまりにも遠回しですが、それを教材のインターフェィス・デザインとかアフオーダンスのデザインという外来語の言葉で考えていたのです。
これからは大先輩の大村さんに習って「手引き」という言葉にしようと思っています。
そうすると、するべきことがかなりはっきりと見えてきます。これからはこの「手引き」つきの教材をどんどん作っていけばいいのです。そのつもりです。量においてはまだ圧倒的に大村さんには負けていますが、まだまだ、私は若いです。これからの生涯をかけて、その仕事をさせていただこうと思っています。
二つ目の話題は、「思考のプロセス」を視覚化できる原稿用紙のデザインでした。私はプロセス原稿用紙を作りましたが、大村さんもさまざまな種類の原稿用紙をデザインしていたのですね。これにもびっくりさせられました。 そこから、新しく二種類の原稿用紙をデザイン真似しようと思っています。
「思考のプロセス」を目に見えるようにすること。これこそ、ある意味では認知科学の課題でもありますね。
以上のようにとても実りのある研究会でした。ひきつづき第二回を来月あたりに設けて、その後の展開をお互いに確かめ合おうと思っています。
参加者は、小学校の教師、それと進学塾の教師、互いに立場は違いますが、真摯に考えていこうとする姿勢は同じです。
第二回目の参加者をつのります。
|
= |
2004年04月19日 (月) 22時07分 |
|
=