この教室にも受験生はいますから、この時期、受かったとか、だめだったとか、---悲喜こもごもですが、この子どもたちはまだ、自分が何をやらされているのか分かっていません。
ただ、合不合とは関係なく、まるでつきものが落ちたように本当に無邪気な小学生の素顔にもどってしまって、好きな本に没頭している生徒が多いですね。

大人ははっきりとそして断固として態度で示さなければなりません。

どこのどなたさまがどんな価値観を反映させてつくった人間選別のためのテスト問題か分かりませんが、そのできふできをめぐっての成績とか、学力とかを越えたもっと大切なものが、人生にはあり、私たちは力をあわせてそれをこそ守って行かなければならないんだということをです。