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(602) 新しい人になるほかない |
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投稿者:工藤順一
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と作家の大江健三郎はその著書の『新しい人の方へ』の最後に強く言いきります。私の師匠の建築家・荒川修作も昨年の早稲田大学での講演で、ポスト・ヒューマンとか、トランスヒューマンという言葉で同じことを語っていました。二人の世界的な芸術家は同じような結論にたっしているのです。
大村はま先生も「戦後の新しい世界をつくるために」とがんばっていたんですね。
戦後とか、明治維新以上の変化が、いま世界にも日本にも訪れようとしているのだと私は思っています。これはなかなか個人のレベルでは自覚できるようなものではないのですね。
大江氏は、それを教育によってと語り、荒川氏は建築=都市づくりによってと手段が異なります。私は大村先生と同じく、言葉の教育によってと考えます。
ところが、日本の教育の現状はどうなんだろうか。あくまでも、古い人になるための教育に固執しているように見える。世界的な変化や危機の自覚すらないのではないのだろうか。
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2004年01月23日 (金) 00時56分 |
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