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(508) 教材の工夫 |
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投稿者:工藤順一
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遠山啓という数学者を私は尊敬しています。その理由は彼が水道方式と呼ばれている教材をそれこそ小学生のために作ったからです。あるいは、大村はまという国語教師を私は尊敬しています。その理由は彼女が実にさまざな教材の工夫をしたからです。ノラクロというマンガ作文すら考え出しました。---コボ作はその応用でしかありません。中学生のために間違いやすい漢字を網羅した漢字のドリルさえ作っています。
彼らの視線には具体的な生徒がきちんと入っていました。
現在、これほど教育のことが問題になり、喧しく言われているのにもかかわらず、今の学者たちも、教師たちも具体的な授業で使える教材の工夫をしていなさすぎるのではないでしょうか。
それもそのはずです。この世のあらゆることが成績主義になりはててしまっているから。教育の学者たちは子どもためよりも、自分の成績・業績のための理論を作ることを気にし、そして、現場の教師たちはただただ保身と立身出世つまり教頭試験とか校長試験のために現状に目をつぶります。
彼らの視線には具体的な生徒が感じられないのです。
本当に必要なのは、子どもの視点に立ち、寄り添い、励ましていく教材の工夫なのだと思っています。国語では特にありません。
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2003年10月02日 (木) 11時12分 |
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