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投稿者:工藤順一
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世間では教育改革について長い間騒いでいますが、あれは一体なんなのでしょうね。評論家や学者さんたちやマスコミが騒いでいても、肝心の現場も教師の意識も何一つ変わっていないような気がします。 コンクール--ある新聞社が関係しているようですが---のための読書感想文とは恐れ入ります。決して生徒のためではないのですよね。言語道断です。そういうところから改革していかなければならないはずなのに。
結局、この教室でも何人か、読書感想文のお付き合いをさせられましたよ。中学生ですが私は絵本を使いました。原理的にそれで駄目とは言えないはずですから。本を読めないのでこの教室にきたばかりの生徒さんでした。
読書感想文---それができるにこしたことはないです。ですが、それは達成目標です。その目標を達成できるために教育の手法があるはずですが、突然、何の教育もなく目標のみが提示されているわけです。できなくて当たり前です。
「読み書き」というのは目標でもありますが、基本でもあり、その上にあらゆる教科があります。算数も社会も理科も実は「読み書き」なのです。私は少なくともそういう考えでこの教室をやっています。その読み書きのエンジンがかかっていないとき、どんなことをやってみても無駄ですよね。
計算だけが得意な子どもってなんだかとても不気味な気がします。
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2003年09月09日 (火) 10時42分 |
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