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(420) 小学生の国語は実技教科です |
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投稿者:工藤順一
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サッカー大好き少年を捕まえてきて、サッカーを大嫌いにさせる方法はじつに簡単です。毎日、サッカーについての講義をすればいい。ペーパー試験ありで、実技はなしにすればいい。
国語も同じようなことが言えます。来る日も来る日も真っ黒に焼けて飽くことなくサッカーに没頭する少年がいるように、何冊も何冊も飽くことなく本を読ませ、文章を書かせる実技をすることです。小学生の国語はこのような意味で実技の科目なのです。
サッカーについてのペーパーテストで満点をとれても、サッカーが上手とは限りません。そんなことはおかしいとみなさんが分かっています。
ところが、同じように、漢字のテストでいつも満点を取る子どもが、本を読んだり文章を書いたりすることがほとんどできない場合には、みなさんへんだと思わないのです。 でも、進学塾の国語優秀児はほとんどがそうなのです。なぜなら進学塾では実技のテストはしないからです。つまり、入試問題に実技が入っていないからです。
何のために国語や漢字を学習するのですか。これは素朴すぎる疑問ですが、その応えを知っている先生方はほとんどいません。
もちろん、サッカーを理論的に机の上で学習することは、次第に必要になってきます。でも、それは、中学生以上でいいし、サッカーが心の底からすきになった少年は、それがどんなに難しい理論であれ、学習する意欲をもつているでしょう。
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2003年06月22日 (日) 22時43分 |
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