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(371) 追記 |
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投稿者:帰国母
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息子が朗読を聞くのは、思うに登場人物の多いハリーポッターの朗読の中での会話(ステファン・フライさんの登場人物の声の使い分けは本当にお上手です)・・ハリーやその友人、学友の会話(丁度、いま10歳の息子より少々上)大人の先生達の喋り方、友人のお母さんの喋り方、中年のおじさんの喋り方、色んな人々の喋り方、息遣い、訛りなどを耳で学んで、語彙を広げて言っているのだと思います。息子の場合、家庭で自然に大人の英語が、入って来る環境ではありませんので・・・。 それと、発音の分かり難い単語などが、正確な発音で聞けることもあげられます。(原作は1〜4巻は何度も繰り返し読んでいます。勿論、子供向けに書かれた本(9〜12歳)ですので、分からない英単語は一つも無いと言っていました)
日本語でもこんな風に「はまる本」が、早く見つかれば良いと思っています。そうして、毎週「国語教室」に通っている次第です。
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2003年04月22日 (火) 00時07分 |
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投稿者:工藤順一
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彼はこのままいくとほぼバイリンガルで育つでしょうね。 いまのところまだ活字世界では彼は英語が優勢のようです。難しい概念などは英語で説明した方が分かるようです。
かといってしゃべり言葉の世界では、逆に完全に日本語の優勢な 環境にいるわけです。
彼のこれからの課題は、日本語でも書き言葉の世界=活字の世界 に住んで行かなければならないということです。これは意外に 難しいことであり、この境目を大分水嶺とさえ呼ぶ学者も いるくらいです。この分水嶺を越えること。越えさせること、その意識が日本語の教育者にはほとんどないのです。 みんなが人並みでいいという社会なのです。
そうではなく、すぐれた日本語の使い手となることを、ここではめざしています。
それにはあびるほど読む必要もありますが、それこそ、いやというほど書いて行かなければなりません。それこそ、英語でしてきたように、あるいはこれからもしていくようにです。
彼のアンバランスは精神年齢はハリーポッターを読めるぐらいところにあるのですが、日本語力がそれについて行かないため、日本語では同程度のものが難しく感じてしまうところにあると思います。
英語は必ずしも日本語の足をひっぱってはいません。彼はもうコボちゃんくらいのものは完全に書けるようになっています。ものごとの理解の仕方が早い。それは英語ですでにそういう世界ができあがっているからだと思います。
漢字が、そして、とりわけ熟語の世界がひとつの障害物なのです。 家ではとにかく漢字の練習をさせていただきたく思います。
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2003年04月22日 (火) 12時32分 |
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