帰国して見ると、同じ海外帰り（現在公立小）ながらも息子と同じ年（新小学五年生）で進学塾に行っていない子はいません。

海外帰りの友人のお子さんが、大手進学塾に通い始め＜月水金、週三日、ほぼ毎週土曜日テスト＞と聞いて吃驚しました。友人に「お子さん、疲れていない？」と聞いたら「この２月からなのに、もう、元の生活に戻りたいって言っている。あと丸二年もあるのにね。小学校の勉強はは息抜きかもね」と苦笑していました。

友人からの受け売りを家で主人に話すと
「それって、進学塾の煽りに惑わされているのと違うの？ほらほら、回りもやっていますよ。お宅はしなくて良いのですか？なんてね。それこそ進学塾の思う壺だよ。小学校でそんなに勉強やらせてどうするの？小学生は小学生だよ。そんなことしていたら大きくなって本当に勉強する時に、くたびれちゃって何も出来ないよ」

落ち着いて考えるとその通りなのですが、海外ではそうでもなかった友達まで、やはりしっかり飲み込まれていました。
日本で回りと同調せず自分の考えを押し通すのは、それなりに難しいのかも知れません。皆と同じ・・安心感がありますから。（我が家は「変わった家」との評価を受けているので圏外のようです）

ちょっとさくらさんの気持ちも判りますね。