あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年最初の授業は、残念ながらがっかりするものでした。
年末、冬期講習を担当した中３特進クラスが最初の授業だったのですが、宿題をきちんとこなした子どもはひとりもいませんでした。それどころか保護者から電話があり「少し宿題が多いのではないか、子どもがかわいそう」といわれたとか。塾長にわたしが「事情聴取」されました。なんで、中３にもなって親が出てくるわけ？？？と思いつつ、「必要と思ったものを出しただけだ」と対抗し、もうぐったり。
４人しかいないこのクラス、とにかくやる気がない、覇気がないのでとてもやりにくいのです。講師の間でも「なんじゃ、あれは？」と話題になります。学校ではトップの成績なので、勉強することそのものをなめてかかっているとしか思えません。井の中の蛙ですね。志望校はトップクラスの学校をあげ、「一度自分の学力を冷静に考えてごらんよ」といいたくなってしまいます。もちろん、何か目的意識があってその学校を選んでいるなら話は別ですが、そういうわけでもなく、ただ漫然と偏差値を眺めていたら・・・というような発想です。最悪です。

まあ、志望校云々はともかく、真摯に学ぶ姿勢がない人たちに授業をするのはうんざりします。それなら、成績が悪くてもがんばっている子どもたちの方がどれだけまっとうなことか。

大人も同じですね。切磋琢磨することを自覚できない人ほど、他人のことをとやかく言うような気がするのはわたしだけでしょうか？

新年早々、グチっぽくなってしまい、ごめんなさい。