------そのあげく、その課題ができないと、「想像力がない」とか、「文章力」がないということになってしまうのでしょうね。私のめざすのは、書き言葉の確立なのですが、どうも、それどころの話ではなさそうですね。
-----それでは、塾ではどうなのか。実は、進学塾というところも同じようなものなんですよ。その課題の代わりにこちらでは読解問題があると思えばいいわけですね。きちんと読むことさえもままならないのに、それについての読解問題を解かして、点数で評価する。この掲示板に登場するPさんとかみちのすけさんのような存在はなかなか探せないでしょう。

------両者に欠けているものは何でしょうか。それはプロセスの無視ということですね。人はそんな簡単には書けたり読めたりできるようにはならないのです。もちろん、中にはそのプロセスをあっさり渡って特に自覚しなくてもそうなってしまう場合もあります。量がそれを決めるのですね。最近のお子さんは読書の絶対量が少なすぎて、どうしてもそうはなりにくい場合が多いと思います。理科とか社会をする前に本当はすることがあるのですね。

　塾を開くということですが、いまどきは大変ですよ。私はようやく5年目でなんとか採算がとれるようになりました。東京でするならば、何かお手伝いできることがあるかもしれません。一度教室に見学に来てみてはいかがですか。