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(820) 中学受験合格速報 |
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投稿者:工藤順一
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思わず進学塾風のタイトルをつけてしまいました。受験する6年生は少なかったのに、今年も、どんどん合格者が出てしまいました。
開成中1、麻布中1、筑波大付属中1、巣鴨1、品川女子中1、-----
まだまだ続くでしょう。というのも、うちは志望校すら聞いてないことが多く、合格の報告もないことが往々にしてあるからです。そして、その子がどの中学を受けるというより、次にどの本を読ませるかに四苦八苦している場合が多いからです。
担当の講師に尋ねるとこれらの上位校の合格者は、共通して半端な読書量ではなかったそうです。悠然とテストの直前まで本の虫だったそうです。
中学受験は目的にしていません。あくまでも「読み書きの向上」を目的にする教室です。この教室で行われていることの何もかにもが進学塾とは正反対です。
「にもかかわらず」なのか「だから」なのか、次に来る接続詞に迷いますが、私は確信をもって「だから」なのだと考えています。
塾だらけの日本にたったひとつ、こんな教室があってもいいではありませんか。
そんな低い基準を目的にしていては人間がすたれます。子どもは、もっと長いスパンで考えていかないと「人間」になりきれません。
受験の合格よりも私たちにとって嬉しいのは、一時的に受験でお休みしていた生徒が、受験後に落ち着いた顔で帰ってくることです。最近は、そのような生徒さんも増え、「考える教室」が、ゆっくりとですが、動き始めました。
H・Pの「考える教室ブログ」に文章が載っている生徒さんの小学3年、4年生の時を私は知っているので、それが驚くような成長ぶりなのが手に取るように分かります。教育とはこのくらいの長いスパンが考えられなければならないのです。
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2008年02月05日 (火) 17時22分 |
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