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国語専科教室掲示板

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(777) 説明文 = 投稿者:工藤順一 MAIL URL
大声で言いたいこと

それは説明的な文章を書く指導が学校ではほとんど行われていないということです。

ほとんどの学校で書くことの指導といえば、日記とか感想文を書くことに限られます。ところが、たとえば初期段階での日記などはどうしても主観的な心情の吐露に終わりがちであり、また、それを書いたものが評価されがちです。

ほんとうは自分を客観的に見つめるためにも日記はあるのですが、この段階ではそこまでの域にはとうてい到達できないでしょう。

説明文とは何かを客観的に説明するために書く文章です。それはもちろん、第三者が読むためにです。

第三者とは書き手とは状況を共有しない他者のことです。つまり、ここにはいない人ですね。その人にも分かるように書くためには、
たとえば、書き手にとって「ここ」は第三者の読み手にとっては「そこ」になるはずなのです。書き手にとって「今日」という時間であれば、読み手にとっては「その日」になります。

このようなことは実は中学3年生くらいの英語で直接話法を間接話法に直す勉強として学習した記憶のある方は多いでしょう。それはネイティブの段階では小学生くらいで習うことになります。

間接話法への変換とは、本当は書き言葉への変換であったわけです。
そして、驚きですが、そのことを日本語=国語できちんと習うことはついには学校という場所では訪れないのです。

説明文のことを英語ではexpositry prose(散文) と言います。単語を見れば一目瞭然のように、これはex=外に pose=置くという意味です。つまり、主観ではなく、まるで物のように外に置く=客観的でなければならないのです。それではじめて第三者にも分かることになります。

コボちゃん作文やロダン作文で習うことの重要なひとつとして、直接話法を徹底的に間接話法に変換する、つまり、かぎかっこを使わずに書くということです。しかも、絵を見ていない第三者にもどんなマンガか分かるように説明するという課題でもあります。

ここのところを徹底的に学習することからこの教室ははじまります。














2006年06月28日 (水) 16時32分



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