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(760) 小6のジャンプ |
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投稿者:工藤順一
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小6のジャンプ。 小学生というものは劇的に変化していくものであり、1年生から6年生までそれぞれの学年で全く別の生物にも見えてくるものである。それは、学力増進のみではもたらされもしないし、測ることもできない質的なものであろう。
昨年は小4のジャンプにこだわった。それは抽象へのジャンプであったが、 今年度は小6のジャンプにこだわってみたい。この年ごろは他人と自分の比較が気になってくるし、特殊・個別的であることのこだわりや自覚ができてくる。そして、その逆としての一般性・普遍性のようなものが分かってくるだろう。抽象性を縦軸へのひろがりすると、普遍性は横軸へのひろがりとも言えるだろうか。新聞が読めるようになる時期でもある。
受験生の場合、親に言われてではなく、自分でその意欲や自覚ができてくるのもようやくこの時期だろう。そのときにきちんと勉強し、できる環境にいれば、ほとんどの受験は一年で間に合う。
その逆のケースが悲惨である。三・四年生から二年も三年間も親に言われていやいや進学塾に通い続け、劣等感を植え付けられてしまった場合には、とりかえしがつかないことになっている場合が多い。意欲とか自覚とはまるで無縁な人間が出来てしまっている。大手進学塾の半分から下はこのような犠牲者の集まっているクラスである。
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2006年03月15日 (水) 23時08分 |
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