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(730) 紫陽花--2 |
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投稿者:工藤順一
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Tさま、おくればせながら、愛らしい紫陽花のアレンジメントをありがとうございました。本格的な紫陽花のシーズンです。ゲーテの言葉に「理論は灰色だが、現実は緑色をしている」というようなものがありましたが、学者ではない私が造りたいのは、現実を伴わない国語教育の理論などではなく、その緑色をした現実の場なのです。 明治大学の斉藤孝さんを私が素敵だと思うのは、彼が現実に大学でそのような場を持っているからにつきます。 ところで、「緑色研究」という分野があり、西欧の園芸では、緑色の花をつくりだそうと壮大な努力がありました。しかしながら、できない。緑色をした花をみなさんは見たことがありますか? 他のあらゆる色の花はできているのにどうして緑色だけはないのでしょうか。とても不思議です。
『考える・国語練習帳』の第二章の「言いかえる」はルナールの『博物誌』からとりました。かつて中学入試問題にもなったものです。詩は難しく考えずに、「言いかえる」ぐらいのノリでとらえてみるといいのです。P63参照。
ある生徒が紫陽花を言いかえて、つぎのような素敵な詩を作ってくれました。 それをもって、Tさまへのお礼とさせていただきます。
紫陽花=「六月、緑の傘の上にルリ色のシジミ蝶が群れて飛んでいる」
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2005年06月17日 (金) 21時33分 |
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