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(664) 教員のみなさま、その一 |
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投稿者:工藤順一
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教員のみなさん、講演のご感想をありがとうございました。 教室運営でどたばたしていて、なかなかお返事が書けませんでした。 何回かに分けて書いてみます。
「論理的であるとは、あるいは論理とは何であるか」 が問題になりました。 ところで、 私は、たとえば「愛」について観念的で抽象的な思弁を述べたくはありません。常に「愛するもの」でありたい、愛の実践者でありたいと思っております。
「教育」や「論理」についても、同じように考えております。それらの難しい定義は大学の先生たちに任せておきましょう。
教育とは何かが深刻に問われている時代です。あるいは、世界を見渡すと論理的どころか矛盾だらけのように見えます。混迷はますます深まっています。
そのような時代状況の中で、私は、教育や論理のゆるぎない実践者でありたいと思っております。
なぜなら、それ以外に新しい道は開けてこないからですよ。魯迅の『故郷』の最後のくだりを思い出してください。新しい道は、それがどんな道であるのかの定義からはじまるのではありません。だれかが、たとえひとりであれ、それを歩くことから始まっていくのです。
引き出し作文、そして、一冊の本の論理的な読み、それらを「論理的な実践」として私は考え、生徒たちとともに実行しております。
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2004年07月04日 (日) 23時55分 |
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