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(625) 「読まない」という選択もあります。 |
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投稿者:工藤順一
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岩瀬さん、せっかく大村さんの著作集を売っている古本屋さんをご紹介していただいたのに、すぐに注文したのですがもう売り切れでした。でも、構いません。「読まない」という選択肢もありえるからです。
外山さんの提示する意識的な本の読み方のひとつに「途中まで読む」というのがあります。つまり、その結末あるいは続きは自分で書く=考えるということなのです。これは問題意識があるときには非常に創造的なものを生み出しえる方法です。
少なくとも私の問題意識は大村さんと共通しています。それはいかに、国語のできる子どもを育てるかなのですから。
私の場合、膨大な雑務や授業にいつも追われていて、研究などということからはほとんど無縁の毎日です。机の上でなく立ったまま生徒の前で、あるいは道を歩きながら、考えたり、発想したり、何か独創的なことを生み出しすることがいままで数多くありました。
大村さんの解決の仕方も、はじめはおそらく、そういう目の前にだれそれという生徒が具体的にいる現場での実践とか、やむにやまれない気持ちから出てきた特殊解なのだと思うのです。それを、だれにもどこでも適応できる一般解に高めていくときにはまた違う力や考察が必要なのですが、それが本当の意味での研究ですよね。
つまり切実な問題意識のないところにその解決なんてものもあり得ないわけです。
大村さんの本からは目の前の生徒の姿が浮かび上がってきますよね。
4月にはぜひ「大村はま研究会」を開きましょう。
実は、私、昔の共文社から出た本を何冊か持っています。
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2004年02月14日 (土) 23時40分 |
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