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国語専科教室掲示板

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(498) 補います = 投稿者:工藤順一 MAIL URL
すでにどこかにも書いた記憶のあることなのですが、『国語のできる子どもを育てる』という本のタイトルにある国語ということについてです。

本を読んでいただければ誤解はないはずですが、「国語のテストができる=国語できる」ではない場合があるということについて考えてみます。

話を英語に置き換えて考えてみれば分りやすいのでそうします。自慢ではありませんが日本の高校入試の英語テストぐらいならできる自信が私にはあります。ところが、英語そのものはまったく自信がありませんし、できません。ふだん英語での読み書きをほとんどしていません。あるいは、ネイティブの英語の使い手が日本の大学の入試問題を解けないということもあるようです。

国語でも同じようなことがあるのです。テストなら満点近くとれるのに、通常の本の読み書きがからっきしだめな生徒はたくさんいます。

これはどこかおかしいのではないのか、というのが疑問のはじまりでした。

そこで、テストのことを一切考えず、とにかく、国語=読み書きそのものが好きになるような工夫を全面的に取り入れてこの教室をはじめました。すると、読み書きという国語が好きになってしまう生徒の中には、全員ではありませんが、国語のテストもできるようになっていく生徒が増えだしたのです。逆説的なことですよね。

ここまでは万々歳です。好きになるという目的が達成されたからだけでなく、プラスアルファまで生じているからです。

ところが、問題はここから生じてくるのです。父兄の耳はとても鋭く、進学塾でもないのに、しだいに、はじめから下心のあるご父兄、つまりテストという成果を期待するご父兄の生徒さんまで入室を希望していらっしゃることになっていったのです。はじめは、私はとても悩み、ここは進学塾ではないと、きちんとお断りした生徒さんがだいぶいます。

そして、これは今でもそうです。テストの点数が目的という下心のある生徒さんのご入室はきっぱりとお断りいたします。どうか、そういう塾はくさるほどありますからそちらへ行ってください。

整理すると次のようになります。

○好きになるということと、
○点を取るということ

の両立は決して不可能なことではありませんが、全員がそうなるわけではありません。この教室で90パーセントの確率で保証できるのは前者の「好きになる」ほうです。もちろん、私は後者を否定しているのではありません。それに越したことはありません。

後者の「点が取れるようになる」には、それに付け足して、別の条件が必要になってきます。それは一体どういうことなのか。これはみなさんが興味のあることでしょうね。次回にまわしましょう。









2003年09月16日 (火) 15時43分



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