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投稿者:工藤順一
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いま、私の愛読書の一冊に今東光の『毒舌・身の上相談』という本があります。それを読むと、人生とは焼け付くような逆説と矛盾に満ちているのがよく分ります。でも、本名を使って投稿してくださった方に、毒舌をふるまうわけにはまいりますまい。
『国語のできる---』を書き、このような質問にさらされるとは思っても見ませんでした。でも、大手進学塾の教師というあなたの立場から言えばたしかにそうなりますよね。
あなたのお悩みを解決すると次のようになります。誤解があるようなので何度でも強調しておきたいところです。
「国語ができる」ということと、「国語のテストができる」ということは必ずしも同じにならないのです。特に小学生の場合にそうです。
それは、囲碁と五目ならべが同じでないことにも匹敵するでしょう。私は一生懸命囲碁の勝ち方を説いたつもりでいます。でも、あなたは五目ならべの勝ち方を聞いてきているのです。
人生にはもちろん五目並べをしなければならないときもあります。それを否定はしません。でも、それは、それが得意な人に聞くべきです。自慢じゃありませんが、ちょっと五目並べは得意じゃないので簡便してほしいのです。
もうひとつ、心からのアドバイスをいたします。 あなたの生徒さんなのです。あなたが一生懸命手を抜かないで教えるべきなのです。そうしてはじめてそれなりの結果がでるでしょう。都立高の入試問題はその程度です。所詮他人が考えたような武器をいくら仕入れてもだめです。あなた自身の若さと情熱が最大の武器ですよ。老人にはそのように感じられてなりません。
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2003年09月16日 (火) 13時15分 |
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