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(479) 授業の具体例、中学受験生の場合---常に全体に帰る |
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投稿者:工藤順一
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ある生徒---中学受験生ですが、昨日、自分で受ける中学の過去問をやって持ってきました。お母さんが○×もつけて下さいました。こちらの役割はそのできなかったところの解説です。
その子は説明文が弱いと思いました。たった一つの短い説明文に、設問が18もついていて、設問をこなしていると何が何だか分からなくなってしまうような状態です。
そこで、その説明文をいつも『ふしぎのことばことばのふしぎ』でやっているように、形式段落ごとに、論理を追って要約を書かせてみました。
その文章が結局、全体で何がいいたいのかということがきちんと分かりました。そして、何と、その要約にその生徒が出来なかった設問の解答がきちんと含まれていたのです。
ということは、初読の時から、このような態度---全体を失わずに読むべきだということです。それを設問にちらちらと気を取られてしまい、混乱してしまうということなのでしょう。
受験生の場合、どんな練習をすればよいか、よく分かりますよね。 ただ、その生徒さんによっていろんな状態があります。個別対応でないとこういうことはできません。この生徒さんと逆のケースもありえるのです。ですが、受験生の場合はえてしてこうなることが多いと思います。
新しいHPではこのような授業の具体例を紹介できる掲示板のようなものを考えています。
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2003年09月04日 (木) 10時34分 |
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