指導の実際は生徒に対してもスタッフに対しても非常に厳しいところがあります。なぜならこの教室が望む国語は学校や進学塾のような国語ではないからです。はるかに高度な国語です。

スタッフに対しては、本に書かれた指導法以外のことをした場合、辞めていただいています。確かにそういう意味では批判というよりも逸脱的行為は許しません。これまでも数人のスタッフが辞めました。これは、もちろんお客さんを裏切らないためです。

あるスタッフは受験生に対して従来的な手法で受験指導をしようとしました。その方にはお辞めいただきました。これは当然でしょう。この塾はその方の塾ではないのですから。そして、私は断固として従来的な受験指導の方法はとらないと言っていますから。

もちろん、何であれこの方法が絶対ということはあり得ません。生産的議論としての批判はのどから手が出るぐらい欲しいです。どなたであれ批判は歓迎いたします。どうかそのような生産的議論としての批判を展開していただきたく思います。

生徒さんに対してもとても厳しい面があります。気がついたらいつのまにか大量の本を読まされ、100頁もあるノートを渡され、一時間も書きっぱなしで、ひたすら厳しく添削され続けるわけですから。下のBBSにも書いたように、この教室はある意味、スパルタ塾なのです。

学校や進学塾で○×だけ書き、ひたすら受け身の姿勢に慣れていて、そのような「国語が好き」という生徒さんにはとてもついてこれない可能性は確かにあります。

でも、何故でしょうか。学校や塾の国語で行きづまった生徒さんが嬉々として通うのを楽しんでいることが多いのです。

「やめさせた父さま」どこかよその塾とお間違えではないでしょうか。