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(366) その3、生きることと学ぶこと |
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投稿者:工藤順一
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このように考えていくと、とても魅力的な主題にぶちあたります。それは、「生きることと学ぶこと」と言ってもいいかもしれません。 たとえば、いまここに植物のことならあらゆることを知っている学者さんがいるとします。でも、彼は現実には野菜ひとつ作ることができないかもしれません。作ったことがないかもしれません。 なら、その反対に、ある土地で野菜をつくっている人がいるとします。でも彼は土地が変わると全くできないかもしれません。
体験と経験の違いと言ってもいいでしょうか。 『論理に強い子どもを育てる』で、森有正のことを引用しました。体験は言葉による反省を通過することでより普遍的な経験になりえます。
読み書きそれ自体は生きることではありませんよね。でも、生きることにはこの読み書きという反省の次元が必要です。それが次なる段階である読解問題の位置にくるのでしょう。
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2003年04月18日 (金) 15時25分 |
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