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(343) 読書の第一段階から第二段階へ |
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投稿者:工藤順一
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小学校の一二年生の読書は、黙読ではなく読み聞かせと音読の世界です。このことは丹念に『国語のできる---』に書いたつもりです。そして、それが読書の第一段階です。黙読に移る過渡期にはその兆候が現れます。たとえば、黙って読んでいるにもかかわらず唇が動いています。目で読むスピードが唇のスピードを追い越していくときに黙読が成立します。そのとき、目で読むスピードが追い越してしまうほど楽しい本を与えることが、ひとつのコツです。
ところが、この第一段階の卒業をいそぐあまり、塾に追いやって十分な音読や読み聞かせをしないまま問題集を通した黙読を強制すると、黙読することがいやになってしまいます。そうして本を読むことを嫌いになってしまう子どもたちが最近とても多いことに気づきました。
この教室は、はじめは、第二段階の生徒さんを導くために作りましたが、この第一段階の生徒さんをきちんと見たいと思います。そのために新しいクラスを新設しました。
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2003年02月25日 (火) 20時42分 |
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