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国語専科教室掲示板

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(311) 「国語のできる・・・・」感想とお願い = 投稿者:S.M MAIL URL
 たいへん深い感銘をもって読ませていただきました。僭越な言い方ながら、私が今まで漠然と感じ、ずっと考えてきたことを、このようにきちんとまとめ、実践を伴って世の中に発信している方がいらしたということに感動しました。

 子供のころから本好きで、人生において読書の果たす力の大きさを実感してきました。読書は、思春期の救いになり、社会への目を開かせ、勉強や大学入試にも役だち、そして何よりも、常に大きな楽しみを提供してくれました。自分が子供を持った時願ったのは、本の好きな子に育ってほしいということでした。小学校までは学校できちんと勉強し、外で遊び、そして本を読んでいればそれで十分だと思っていました。今でもその思いは変わりません。けれども現実に2人の子供が小学生になって実感するのは、世の中のベクトルはまるで逆を向いている、ということです。
 幼稚園までは絵本の読み聞かせがあったりしましたが、公立の小学校にはまともな図書室もなく、司書ももちろんおらず読書指導もなく、国語の時間は削られて作文を書く時間などほとんどないようです。調べ物もインターネットです。もちろん便利なものですが、長い間凝視すると目が疲れる画面から得られるのは断片的な知識にすぎず、本来は書物による確認の糸口でしかないはずです。小学校での英語教育も云々されていますが、少しぐらい早くから単語を知り挨拶ができたところで何だというのでしょう。あくまで外国語であるからには、読んだ(聞いた)内容を理解するための確実な日本語の力が基礎になければ、読むことも話すこともできません。少しばかり実務翻訳のアルバイトをしている私の切実な実感です。
 
 世の中がどんどんせっかちになり、すぐに答えを求めるようになっている気がします。厚い本を読み、考えながら文章を書くなどという悠長なことはしていられない、とでもいうようです。書店に並ぶ本も、直接的な内容の、活字の少ないものが増えています。児童書のコーナーはなくなり、コミックにとってかわられます。大人にも子供にも、本を読むような時間などなくなっているのです。人はなぜかパソコンの前に座ると気短になるので、そんな影響もあるのかもしれません。優れた本はどれも、その中にひとつの世界を包括しているものですが、時間をかけてその中にどっぷりとつからなければ見えてこない真実というものがあると思います。時間をかける、しばらくは面白くない部分があっても我慢して読み進む、そうしてはじめて得られる面白さ、感動を味わう経験があれば、頻発するあまりに短絡的な事件のいくらかは防げると思うのは楽観的すぎるのでしょうか。
 技術が複雑になり、国際化が進む中では、ものごとを理解しより深く考えるための日本語の力がより重要になります。それは流行のマニュアル本1冊ですぐ身に付くようなものではなく、子供のころからの読書体験が非常に大切だと信じます。

 先生の本を手にしたのは、しかし、もっと身近な理由があってのことでした。
 今5年生の息子と3年生の娘は、私の希望通り本好きの子に育ちました。週に2,3冊は読んでいると思います。ところが、書けないのです。私自身は読むことも書くことも好きな子供でしたので、本が好きなら自然に文章も書けるようになるものだと思っていましたが違いました。息子はいつも真面目な子ですが、作文の宿題だけは何とかしてさぼろうとしますし、娘は一応書くものの、友達との交換ノートと書き言葉の区別がついていないようです。たまに行事の後など学校で書いてくる作文はまるで内容がなく、事実の羅列ととってつけたような感想で何とか埋まっているばかり、それに対する先生のコメントもあまりにもおざなりなもので愕然とします。これはまずいと、祖父母に手紙を書かせたり、私との交換日記を試みたこともありましたが、効果はありませんでした。
 先生の実践しておられる方法はいちいちもっともで、本当はすぐにでも先生の教室に入れたいと思いました。ただ残念ながら家が遠くて(茨城県取手市です)通うのは無理があります。それでも何とかしたいと思い、本を頼りに「コボちゃん作文」に挑戦してみたいと思っています。母と子という関係で、教師の経験もないシロウトが教えて、果たして子供がのってくれるものか、また私が適格な添削ができるものか大いに疑問ですが…。
 1月に家族で漢検を受けることにしており、それが終わったら始めたいと思っています。もし、教える立場になる私が勉強する上で参考になる本や方法などをお教えいただければ、たいへんありがたいと存じます。何のバックグラウンドもないながら、勉強して、いつかは子供たちに読書の楽しみを伝え、文章の書ける子を育てる仕事のお手伝いでもできるようになれば、と夢のようなことを思うようにもなりました。
 実際に子供に教えはじめから、時々アドバイスをいただくことは可能でしょうか。または通信教育などはお考えではないでしょうか。
 中学受験に関しては、考えないではないけれど何もしていません。5年生の息子は、親バカ丸出しで言うのですが、知的好奇心が旺盛で学ぶことの好きな子です。公立の中学でその意欲に応えてもらえるのか疑問を持ちながらも、大好きなサッカー教室をやめさせて、読書の時間を削ってまで塾に行かせる気にどうしてもなれないのです。5,6年生はいわゆる児童書の、まさに読み時だと思います。読んでおいてほしい本が山ほどあります。算数が好きな子なので、算数・理科は本人の自主努力と夫のサポートにまかせ、あとは何とか国語の力をつけてやってのりきれないかと、今は非常に甘い考えを持っています。公開模試などでおいおい判断していくつもりです。

 はじめてなのに長文になり、失礼いたしました。目を通していただけたなら、ありがとうございました。
2002年12月17日 (火) 22時02分



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