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国語専科教室掲示板

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(242) = 投稿者:工藤順一 MAIL URL
ご投稿ありがとうございました。
そのように意図したわけではないのですが、結果的にこの教室には帰国子女の生徒さんが随分いらっしゃいます。言語というものが持つ決定的な役割を海外で体験なさってきたからではないかとも推測している次第です。
 私自身は海外で教育を受けたことはありません。ただ、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ式の言語教育の研究をしたことがあり、あまりにも日本の教育のそれとは違うのを知りました。
 
 たぶん日本の現在の教育事情もよくご存知なのではないかと思いますが、日本ではゆとり教育による学力低下がさわがれ、その反動で進学塾に行かせる親御さんがあとをたちません。
 ところが、この「学力」ということの内容・内実が何も問われていないような気が私などにはするのです。
 ようするに何をもって学力があるとするかの基準が日本ではまだ曖昧になっているのです。単にテストしやすいという理由で計算のスピード、単純な情報処理能力のみを測って、学力があるとかないとか議論しているレベルにしか見えません。
また、思考力重視といっても時間制限のある思考力など考えられません。未知のことを一年とか、数年の間考え抜く持続力がほんものの思考力を可能にするはずなのです。
 長い間、私は進学塾というところで、その学力とやらを測定するテストを作り続けました。しかも、テストそのものの精度や内実を測定することまでもやりました。その結果、テストというものは、何を測っているのかを見極めないかぎり、その点数のみで優劣を競うなど馬鹿げたことでしかないということが分かりました。
 たとえば、ご紹介にあったような、自分で言葉を選び、その主張を論理的に記述していくテストなどをしたら、ほとんどの進学塾の優秀生は劣等生に入れ替わることでしょう。
 どんなに、算数ができ、あるいは社会や理科ができたとしても、それをきちんと有機的に加工して、他者に分かるように論理的な説明ができなければ現実には何の役にもたたない断片的でオタク的な知識にしかなりませんよね。

 いずれにしろ、東京にお帰りのときには、どうぞ見学にお訪ねください。人気のある教室ですが、大衆的にはなっておりませんし、そのようにするつもりもありませんので、ゆったりとしたスペースで余裕をもってやっています。
2002年08月14日 (水) 21時03分



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