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投稿者:工藤順一
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受験国語はやっているものにとっては本当に面白い世界です。 一種の出題者との知恵比べですから。私も昔は夢中になりました。 その産物が「長文読解記述教室」です。
でも、それが中学受験となると、事態は少し違ってきます。 なぜなら、まだ国語それ自体を学ぶ段階の生徒が多いからです。 きちんと読み書きすらままならないのに受験の知恵比べもへったくれ もありません。
「二兎を追う」のもいいでしょうが、 あきらかに段階というものがあります。 国語力がある生徒にのみ受験の力と知恵なのです。
そのような考えで、私はまず国語力をじっくりとつける ことをするのですが、 本当の国語力は受験のそれを凌駕し包摂してしまうものである ことにも最近気付き始めました。
通常では、あたかもその二つは別物であるかのように語られる場合が多いのです が、私は最近、それがそうではないことにますます確信をもっています。
この五年間というもの、実はその実験を私はしてきたつもりでおりま す。私が思うところの本物の国語力をつけた子どもたちは受験でも点を 取るのです。そうでないわけがありません。二つの日本語があるわけで はないのですから。
「はじめに言葉ありき」といいますね。 そのとおり、言葉が力を持つ世界があります。 受験だけではありませんね。 あなたが自分の夢をかなえることができるかどうかも、 実は国語力つまり言葉の力によることが大きいでしょう。 がんばってください。
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2002年04月22日 (月) 00時04分 |
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