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投稿者:工藤順一
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パサージュさま。ご指摘を有り難うございました。確かに私の無責任な発言でした。もっと前に学年を確かめるべきでした。小学生と言っても一年から六年まであり、発達の段階というものが無視できないのです。まさか一年生でコボ作をするとは思っておりませんで した。もちろん、教室ではやっているし、hiroさんのようにうまく指導すればできないわけではありませんが、そのためには指導者の側にかなりの経験と修練が必要です。 この春一年生になるお子さんをお持ちの母親ために何かいうことがあるとするなら、コボ作は必要ありませんということです。きちんと文章を書くことの導入は三四年生からで十分というのが私の意見です。外国にもそのような意見があり、大分水嶺理論---つまり、しゃべり言葉から書き言葉への分水嶺ということです----と呼ばれていますが、日本の教師でそのことを意識している人はまれです。そのために、一年生から日記をつけるとか、作文の宿題がでるとか、疑問に思うようなことがまかり通っていてご父兄をあわてさせるのでしょうか。
本にも書きましたが、書くことの前にしゃべることの時間が必要です。十分に、そしてたっぷりとしゃべり言葉の時間をとってください。それがその後の書くことに関係してくるのですから。どうかあせらないで下さい。 どうしても書くことを取り入れたければ、五味太郎さんの絵本を私は使います。たとえば、漢字絵本です。一年二年の配当漢字がありそれに絵がついていますから、その絵を文章で説明させるといいでしょう。 もうひとつはこの学年ではやはり勉強は無理だということです。それよりも日常生活を丁寧におくり、その中でのしつけのようなことの方がずっと大事です。そのしつけとは、本を読むとか文章を書くという基本動作のしつけでもあります。 ksさん、本当に申し訳ございませんでした。一年生でコボ作は無理です。
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2002年03月24日 (日) 20時23分 |
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