Pさん、みちのすけさん。冬期講習でお忙しいのでしょうね。ところで、私のところでは冬期講習なんかしません。教師も生徒も休んでじっくりと冬ごもり、充電する時間が必要だと思うからです。どうせ、１月になれば次は、受験生なら直前特訓とかなんとか名前をつけて、要するにまた駆り出すのです。このようにして薬、覚醒剤漬けのような生徒、塾がなければ勉強できない生徒が大量生産されていくのです。
　学んだものはじっくりと醸成しなければ使えるものにはなりません。最終的にひとりで学習できる生徒でなければ大学では学ぶことすらできません。
　進学塾の生徒たちがこれほど時間を使い、あらゆるものを犠牲にしてあまり使い物にならない、そして能力のない大人に育っていく道筋がここにあるのですね。
　Pさん、みちのすけさん、いつかごいっしょに仕事をしたいですね。