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こぶたさん、みなさんこんにちは。
漢方薬をいろいろ調べてたときに拝見したところです。 アドレスの冒頭hを付けてください。
ひとつめ ttp://potato.hokkai.net/~acorn/kanpo.html
ふたつめ ttp://www.halph.gr.jp/kenko_joho/kanpo_joho/shouyaku001.html
ひとつめのとこの下のほうに、さっぽろしもだじゅくという講義録があります。 第3回のなかに調胃承気湯があります。その中で、承気湯を髄膜炎のお子さんに服用させたら良くなっていった旨、SSPEのお子さんに服用させたら緩解した旨が書かれてあります。このような病気のお子さんに効果があるならレビー小体型認知症の老人にも効果があるかもと、ど素人ゆえの勝手な期待をしました。つまり大便をたんに出す作用だけでなく、病気本体に対する効果をです。 麻子仁丸という方剤は知ってました。老人の便秘に対する漢方方剤として、潤腸湯や麻子仁丸などが処方されることがあると。承気湯の構成生薬を調べたら、麻子仁丸と似てます。麻子仁丸は承気湯系の方剤です。先生にお願いして、麻子仁丸をいただくようになって、1年近くになります。それ以前は下剤としてはヨーピス液(ラキソベロンと同じ)をいただいてました。現在は、麻子仁丸、ヨーピス液の2段構えです。最近は、ヨーピス液をやらずとも麻子仁丸だけでなんとかなってます。麻子仁丸は服用量の調整をしてます。たとえば毎日2袋ずつかかさず服用させますと父の場合水様便になってしまいます。だいたい1日1袋のペースくらいです。それも1日のうち2回に分けて半袋ずつ服用させます。明日どうしても出したいときは前日に1回1袋ずつ服用させ様子をみます。昼に1袋服用させ、夜になっても気配がなければ、夜も1袋入れます。翌日は昼までには出ることが多いです。その出た便の量、状態によって、またその日の麻子仁丸の量を決めます。ゆるい便とともに十分量出れば、その日は麻子仁丸を服用させないこともあります。量が十分でなく固めだったり、出た後もまだ腹がはってるときは、昼と夜に半袋ずつ服用させたりします。状態に合わせて調整してます。在宅介護ではこういった調整ができます。 麻子仁丸は痔にも効果があります。 それで、期待してた病気本体に対する効果ですが、なんともいえません。麻子仁丸のすこし前から抑肝散、フェルガードを開始しており、麻子仁丸単体の効果がよけいにわかりづらいです。ただ、麻子仁丸、抑肝散、フェルガードをしてなかった去年と比べると今年の方が、本人がらくそうにみえます。訪看さんもそうみてらっしゃると思います。
ふたつめのとこは、個々の生薬を調べるのに拝見させてもらってます。
なにがしかの参考になれば。
2010年12月21日 (火) 15時35分
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