上原先生の連載で、できれば読みたくないというか、読むのが怖いと言う体験を、初めてしてしまいました。
・・・「フォアミセス3月号」の「いのちの器」です。
うーこが自分の出生の秘密を知ることに関しては、何というか、安心していられました。うーこなら、この試練を乗り切って、家族の絆を一層強く感じてくれるだろう、と。実際にそうだったし。
けど、もんもは・・・・・と、一昨年ココに書いた時(33番です)も、既に僕は心配してました(汗)。
とにかく、もんもが自分の出生の秘密を知る日は、いつか必ず来るんだし、それが「今」来ただけなんだと、深呼吸ひとつしてから読み始めたんですが・・・。
そこには、
「桃子は、僕達の娘だ!」とキッパリ言い切る晃さんの姿が。
う〜〜ん、ハラハラ、ウジウジしてた僕は、先生に思いっきり背中をドヤシつけられた気がします。
そうなんだよね、もんもがいくら悩もうが落ち込もうが、この家族ならば大丈夫です。
「僕たちは、昨日まで間違いなく本当の家族だった。だから当然今日も、そして明日からも本当の家族なんだよ」と、ちゃんと晃さんが保証してくれてますから。
「父親にとっての娘とは、何なのか」という点については、先月19日にBBSに書いたように、本作第4話で、既に先生が宣言してらっしゃるんですね。晃さんはその通りに行動してますが、
・・・この強さ(=優しさ)は、やっぱりクレオとカブる(笑)。
でも、レアンドルもジュリアンも、ロベールの子をちゃんと自分の子として心から受け入れるとも思う。
改めてそう思います。みんな、上原先生の子供たちだから。
とにかく、この家族がある限り、もんもも試練を乗り越えて、一段と成長してくれるでしょう。
だから、それを楽しみにしてればいいんですよね。
ところで皆さん。
うーこともんも、どちらが可愛いですか?
僕は全く決められません。どちらも同じ、本当の娘のような気がして、「可愛い」というよりも「愛おしくて」なりません。どちらも幸せになって欲しい。
響子さん・晃さんも同じ考えでしょう。
もんも・うーこと、雅志君、そして「血の繋がった」穂高君・五郎君。
5人ともすべて「本当の」子で、どの子もすべて、等しく可愛い。
・・・そう思ってますよね、しかもごく自然に。
それがわかるから、余計うれしいです。暖かいです。