これは、はっきり覚えてます。
「ロリィ」で本誌が物凄く盛り上ってる頃、「別コミ」で読みました。

いい話だなあ、と思いながら、深い所を見過ごしてたことに、最近気付いたんですよ。
「タヒチはいい所だ。もう少しいたい。」というセリフ。

ヒロインであるティアレの正体は、だいたい途中で想像つくし、ハッピーエンドも予想通りなのに、なお新鮮な感動があったのは、このセリフがあったからなんだろうな。
なぜこんなことを言ったのか？
単純じゃないですね。結局じっくり読んで、噛み締めないと、このセリフの「重さ」は見えてこない。・・・だからここでは説明できません（笑）。読んで。

南の海の島。後継ぎとなるための花嫁。・・・「エチュード」とまではいかないけど、これを読んでおくと、「炎のロマンス」にもスッと入れますね。
書かれた先生ご本人にも、そんな意味があったんでしょうか。