何度も何度も読んで、皆さんの感想も拝見して、やっと僕なりに見えてきた事を、報告致します。
いつも僕が言う「死なない離れない上原カップル」。
それとこの作品のラストは、どう一致するのか？
「ともに逝こう」って？？？？？
二人は、偶然たまたま運良く助かったのか？
この僕なりの疑問(僕だけかな？）に対する、僕自身の回答が、やっと見つかったのです。
それは、「ともに逝こう・・・と誓いつつ・・・佑介。あなたは最後まで命の望みをすてなかったのか・・・」というセリフでした。
あれ、よく考えると、これ誰のセリフ？
状況から杏奈っぽいけど・・・違うし。
はて？・・・って、これ先生御自身のセリフじゃないだろうか。うん！絶対そうだ！
先生は、これをおっしゃりたかったのではないだろうか！
「うん佑介！！あんたは根っからの山男なんだ・・・」って言ってるし。
この「山男」には「山女（そんな言葉あったっけ？）」としての先生の想いが、目一杯こめられてるような気がするし。
となればやっぱり、愛と佑介は、典型的な「不死身の上原カップル」だ！
だから絶対に死なない！諦めない！離れない！
・・・以上が、僕の独断と偏見です。
とにかく、そう考えてイロイロすっきりした気がします。
佑介は、恋人とザイルを組まないんじゃない。今ようやく赤い糸で結ばれたザイル・パートナーを見つけたんだ。・・・生涯ただ一人の。今まではその相手がいなかったんだ、と。
中尾先輩・・・読めば読むほど男らしいし、カッコイイ。ただ、愛と赤い糸で結ばれてなかっただけなんだ、と。
もしかしたら、中尾先輩には、まりえがその相手だったかもしれない。普通のマンガなら、そうなって、読者にそれなりにもっといい印象与えたかもしれない。
でもそうしてしまったら、読者が山を甘く見てしまうかもしれない。・・・「山女」としての先生は、だから絶対そうは書けなかったんじゃないか、と。
と、どんどん妄想は進んでます(笑）。
何度も言うように、僕だけの感想です。
「私と違うじゃないの！」という方が、３０００万人くらいいそうな気もするし・・。
真っ先に、先生にお叱り受けたりして・・・。
そういう方々に、お詫びすると共に、「ふーん、こういう考え方する人もいるんだ。」と笑って許して頂けたらなー、と思ってます。
