ライバルチームがわざと“サトリーレック”チームに似せて作っているのですが、実際の第三世代“サトリーレック”メンバーが役者たちにとても似ていたので、偽ジュン“ジン”、偽モン“モラ”、偽ウィット“ウット”にキャスティングされたようです!
偽ピア“バーン”は本当の女性。
偽ノン“ノーン”はノン役ジョージョー・マイオークチィと実の兄弟。 ←ゴリエに見えて仕方なかった(笑)
ウィット役は撮影スケジュールが合わずアピチェート・ウォンカウィーさんが出演。
<原題> 「SATREE−LEX 2」「IRON LADIES 2」(鋼鉄の淑女)
実話を基にオカマのバレーボールチームの活躍を描いて本国タイのみならず日本でも大ヒットを記録したスポ根コメディの続編。
今回は、国体優勝以前のチーム結成秘話を綴るビフォーと、分裂の危機を乗り越えてニセモノオカマチームと対決するアフターの構成。
監督・脚本は前作に引き続きヨンユット・トンコントーン。
ビー監督役のシリタナー・ホンソーポンさんも、引き続き何曲か作詞を担当しています。
1が80%実話なら、2は50%実話なようです。
<あらすじ> ジュン、モン、ノン、ピア、ウィットのオカマ5人とストレートのチャイで構成されたタイの男子バレーボールチーム“サトリーレック(鋼鉄の淑女)”。
オナベのビー監督が率いるこのランバーン代表チームは、見事に国体を制して以来、世間の注目の的となっていた。
だがある日、ノンが高額のギャラで買収され、補欠の三つ子エイプリル、メイ、ジューンをも引き連れてライバルチーム“ティップ・オーソット”に移籍してしまう。
ジュンは、すっかり覇気の無くなったチームを立て直すため、今は引退しているかつての仲間のもとへ向かうのだった。。。
チャイチャーン・ニムプーンサワット ・・・ ジュン
ジェッダーポーン・ポンディー ・・・・・・・・・チャイ
サハーパープ・ウィーラカーミン ・・・・・・・モン
ゴッゴーン・ベンジャーティグーン ・・・・・・ピア
ジョージョー・マイオークチィ ・・・・・・・・・・ノン
アピチェート・ウォンカウィー ・・・・・・・・・・ウィット
シリタナー・ホンソーポン ・・・・・・・・・・・・ビー監督
□HP http://www.klockworx.com/attack2/
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆☆★★★
女よりも“らしい”仕草、奇抜なオカマファッション、メンバーのほんわかとした雰囲気が良いんですよね。
メンバーは大学時代の友人としか語られていなかったので、今回は前作のビフォーアフターということでファンには楽しめた内容だったかと思います。
初めてが2だったとしても冒頭に軽く説明があるので少しは見やすいかも。
オカマの自覚がないノンのカミングアウトするキッカケとか、ジュンの家族との変化、ストレートなチャイの家庭問題など、各メンバーのプライベートにも触れていて面白かったです。
なので自然にバレーシーンは多くはないのが残念ですが、最後の本物と偽者対決シーンは役者たちが演じているので(ワイヤー吊られたりアニメちっくだったり)見応えありました。
ラストも実話らしい展開ながら、それでもハッピーな気持ちにさせる演出になっていて良かったです。
チームで唯一ゲイなピア役ゴッゴーン・ベンジャーティグーンさんが、また綺麗で歌うシーンはウットリしてしまいました(歌声は別だと思うけれど)。
個人的に好きなのはやはりチャイです(^−^)