今年7月、下関市の姉妹都市である釜山広域市を舞台とした「チルソクの夏」が釜山でも上映。
上映ツアーでは、映画のように関釜フェリーで釜山に渡ったりロケ地めぐりをしたようです。
<公開時コピー> 「ブチ 会いたい。
遠い昔、メールや携帯なんかなかった時代。 私たちは彼と、一年に一度必ず再会すると約束した。」
70年代後半(両国の関係が現代ほど親密でなかった時代が背景)の下関を舞台に、日韓高校生の淡い恋と友情を描いた青春ドラマ。
監督は自身下関出身でもある「陽はまた昇る」「半落ち」の佐々部清。
チルソクは韓国語で七夕。
1977年に反応してしまった。フフフ
<あらすじ> 1977年夏。
姉妹都市である下関と韓国・釜山は親善事業として関釜陸上競技大会を毎年交互に開催していた。
長府高校の陸上部員・郁子は、この年、下関側選手の一人として釜山での大会に出場する。
そこで、同じ高跳び競技に出ていた釜山の高校生・安大豪と出会う。
帰国前夜、安は戒厳令中にもかかわらず、郁子の宿舎まで会いに来てくれた。
郁子はそんな安に淡い恋心を抱き、“来年のチルソク(七夕)に再会しよう”と約束を交わす。
携帯もメールもない時代、日韓にまたがる恋は前途多難。
それでも郁子の初恋をなんとか実らせようと親友たちも懸命に後押しするのだった。。。
水谷妃里 ・・・・・遠藤郁子
上野樹里 ・・・・・杉山真理
桂亜沙美 ・・・・・藤村巴
三村恭代 ・・・・・木川玲子
鈴木淳評 ・・・・・安大豪(アン・テイホウ) 、安仁植
山本譲二 ・・・・・郁子の父
高樹澪 ・・・・・・・26年後の郁子
イルカ (特別出演)
夏木マリ
谷川真理
金沢碧
□HP http://www.chirusoku.jp/
水谷妃里さんって4人揃うとさらに顔立ちの良さが引き立ちます。
走り高跳びする姿が美しい〜。
上野樹里さんは「サマータイムマシン・ブルース」「スウィングガールズ」でもお馴染み。 初ということで垢抜けていないのがまた良いのかも。
マラソンランナーの谷川真理さんが、2003年の真理役で出演。
三村恭代さんは映画「リンダリンダリンダ」丸山凛子役でも出演。
山本譲二さんの父親役は、ギター流しでカラオケ参入で職にあぶれたりしてグレたりするのですが、娘に向けた笑顔がとても優しそうで役者っぷりに驚きました。
舞台と同じ下関出身だそうです。
高校教師役でイルカさんが出演されていた驚いたのですが、劇中「なごり雪」が出てくるしエンディングは韓国版「なごり雪」が流れました。
そしてアンくん役の鈴木淳評(じゅんぺい)くん。
テニスでインターハイに出場した経験もあるスポーツマンで、母親が韓国人だそうです。
彼が歌う「なごり雪」、日本語の台詞(わざと下手に話す風が、韓国人の日本語の話し方にとても似ていて上手い!)など、とても良かったです。
映画「樹の海 JUKAI」にも出演。
女4人でキャーキャー盛り上がったり青春な悩みがあったり、山口百恵やピンクレディやツイストなど当時の歌が出てきたり楽しかったし、
韓国人の反日感情や日本人の朝鮮人差別なども盛り込んだ作品でもあったので、知らないままの世代が増えていくだろうしお互いを理解するきっかけになればとも思いました。