エンディングロール後またちょっとあります。
予告に惹きこまれて公開が楽しみな映画でした。
コンスタンティン役がキアヌに決定するまで候補に挙がっていたのは、ニコラス・ケイジ、メル・ギブソン、ヒュー・ジャックマン、ケヴィン・スペイシーだったらしい。
キアヌで正解だと思うけれど、ヒュー・ジャックマンあたりまたリアルっぽくて良いかも。
<原題> 「CONSTANTINE」
<公開時コピー> 「天国と地獄のエージェント」
キアヌ・リーヴスがダーク・ヒーローに扮したオカルト・ファンタジー・アクション。
天国と地獄が現実世界のすぐ裏側でせめぎ合いを繰り広げる、そんな世界観の大人向けアメリカン・コミック『ヘルブレイザー』を映画化。
読んだことはないので比べられませんが。。。
共演は「ハムナプトラ」「スターリングラード」のレイチェル・ワイズ。
「アイデンティティー」「モンスター」のプルイット・テイラー・ヴィンス、「ザ・ビーチ」ティルダ・スウィントンなどなど脇もd(^−^)グ〜♪
監督は新人のフランシス・ローレンス。
<あらすじ> 異界に属する者を見分けることができる特殊な能力を持つ孤独な男、コンスタンティン。
彼はその能力を使い、人間界に侵食しようとする悪を退治し地獄へと送り返すため戦い続けていた。
一方、ロサンジェルス市警の女刑事アンジェラは、双子の妹イザベルが謎の飛び降り自殺を遂げた事実を受け入れることが出来ず、真相を究明しようと独自の調査を始めていた。
やがて、アンジェラはコンスタンティンに接触を図る。
世界の異変を敏感に感じ取っていたコンスタンティンは、アンジェラの話が関係していると思い、イザベルの自殺の謎を解くため一緒に行動を開始するのだが。。。
キアヌ・リーヴス Keanu Reeves ・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・コンスタンティン
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz ・・・・・・・・・・・・・・・アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソン
シア・ラブーフ Shia LaBeouf ・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャズ
ジャイモン・フンスー Djimon Hounsou ・・・・・・・・・・・パパ・ミッドナイト
マックス・ベイカー Max Baker ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビーマン
プルイット・テイラー・ヴィンス Pruitt Taylor Vince ・・・ヘネシー神父
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton ・・・・・・・・・・・・・天使ガブリエル(ハーフ・ブリード)
ギャヴィン・ロズデイル Gavin Rossdale ・・・・・・・・・・・バルサザール(ハーフ・ブリード)
ピーター・ストーメア Peter Stormare ・・・・・・・・・・・・サタン(ルシファー)
□HP http://www.constantine.jp/
(↓ 注:以下ネタバレあり)
「マトリックス」「エクソシスト」そんな映画が頭をかすめるけれど独特な世界でした。
描かれている地獄やらCGやVFXでなんてことはなかったり、謎解きもアクションも盛り上がりがいまひとつで、面白くないことはなかったんだけど目新しくもないということでまぁまずまず楽しみました。
天使と悪魔もの、天国と地獄とか、キリスト教には詳しくないのですが好きなので興味深かったです。
こういう世界観が駄目な人は駄目かも。
ヒットすれば続編も〜みたいな作りに思えたし。
コンスタンティンは救世主ではないし、悪魔払いの祈祷師でもあり、私立探偵。
少年時代に能力に気づき自殺未遂をきっかけに地獄がどんなところかを知る、皮肉屋でひねくれた性格で酒と煙草が大好き。
末期の肺ガンに犯されつつ煙草をやめようとしない、それでいて天国へ行きたいので(自殺した者は地獄行きだし、自分が地獄へ送り返したやつらに会いたくもないし)点数稼ぎにやっきになっている。
それがキアヌにピッタリ!という感じで。
ま、ラストには禁煙決意していたけれど。
個人的にはチャズが良かったので、死んでしまうのにはガッカリでした。
続編があるならもっとイキイキと活躍出来ただろうに。。。
ボウリング場の上に住んでいる怪しげなビーマンもいいキャラでした。。。
バルサザールのギラッとした男前さも捨てがたい。
「バッドマン」など漫画の映画化にしてはコテコテじゃないところがかっこ良かったです。
2005年5月11日(水)TOHOヴァージンシネマズ市川