<原題> 「SOMETHING'S GOTTA GIVE」
<公開時コピー> 「なぜ、年齢(とし)が恥ずかしいの?」
共にアカデミー賞受賞経験を持つ名優ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンの豪華共演による中年男女のラブ・コメディ。
監督(脚本も)は「ハート・オブ・ウーマン」「花嫁のパパ」シリーズのナンシー・マイヤーズ。
2003年ゴールデングローブ女優賞受賞(コメディ/ミュージカル) ダイアン・キートン
<あらすじ> 30歳以下の女としかつきあわない“究極の独身男”と、その恋人の母親である劇作家。
エリカは、娘のボーイフレンドが63歳のハリーだと知り驚く。
そんなハリーが心臓発作を起こし、エリカの別荘で療養生活を送ることになった。
担当医になったジュリアンはエリカに一目惚れをし思いを伝えるが、一緒に暮らし始めたハリーとエリカは次第に惹かれ合っていくのだった。。。
ジャック・ニコルソン Jack Nicholson・・・・・・・・・・・・・・・・ハリー・サンボーン
ダイアン・キートン Diane Keaton・・・・・・・・・・・・・・・・・・エリカ・バリー
キアヌ・リーヴス Keanu Reeves・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジュリアン・マーサー
フランシス・マクドーマンド Frances McDormand・・・・・・・ゾーイ
アマンダ・ピート Amanda Peet・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マリン
ジョン・ファヴロー Jon Favreau・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レオ
ポール・マイケル・グレイザー Paul Michael Glaser・・・・・デイビッド・クライン
レイチェル・ティコティン Rachel Ticotin・・・・・・・・・・・・・・マルチネス医師
□HP http://www.sonypictures.com/movies/somethingsgottagive/site/
(↓ 注:以下ネタバレあり)
ハリーとエリカの出逢い方も面白い。
ハリーは若いマリンと彼女の母親エリカの別荘で甘い週末を過ごしていた。
マリンが水着に着替えに行ってキッチンでハリーが冷蔵庫を開けていると、エリカがゾーイと帰ってきてハリーに驚き警察に通報しようとする。
マリンのボーイフレンドと知って更に驚くエリカ。
ロマンチックコメディ、万歳!というところでしょうか。
その他にも病院でのお尻チラリ、熟女の裸を見てしまった男の困惑に爆笑、
心臓発作、バイアグラ、降圧剤、老眼鏡、更年期のヒステリー、生殖機能の衰えさえもSEXのメリットとして喜ぶ姿とがサララと描かれています。
エリカに都合良い展開過ぎでもないけれど、お互い人生経験も豊富で、会話の引き出しも多くて、一緒に喋っているのが楽しいという二人は自然で素敵でした。
ジャック・ニコルソンの声がソフトで甘く、未公開シーンの歌も素敵だった。
演技も控えめでユーモアがあって。
“ただのエロジジイ”が“品のあるエロジジイ”に(笑)
ダイアン・キートンはまた素晴らしく、女性ならああいう素敵な年の重ね方をしたいと思う。
この二人と一緒だとキアヌ・リーヴスって演技下手〜ってバレちゃう(苦笑)
女性の理想のような甘い男性を演じています。
ぁ、ただ最後のパリのシーンで、彼の二人の雰囲気を察する目には印象的でした。
そしてアマンダ・ピート。
彼女は「隣のヒットマン」で可愛いなーって思ったけれど、軽いイメージがあって(簡単に脱ぐし)。
ここでも下着姿を披露したけれど。。。哀しかった(いろんな意味で)
私もまた年を重ねた後に観てみたら、違う感想を抱くのかな。。。